まず最初に参拝するのは市の南部に鎮座する、旧官幣大社「竈山神社」。
神武東征の折、最初の難波上陸にて亡くなった神武天皇(初代)長兄の彦五瀬命(五瀬命)がこの地「竈山」に葬られた。。当社はその彦五瀬命の神霊を祀る神社であり、本殿の背後には彦五瀬命の墓と伝える竈山墓(かまやまのはか、宮内庁治定墓)がある。
森のような参道を抜けると「神門」が見えてくる。
重厚だが質素な拝殿。
ご祭神は、もちろん「彦五瀬命」。
左脇殿:彦五瀬命の兄弟神
稲飯命(いないのみこと)、御毛入沼命(みけいりぬのみこと)、神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと、初代神武天皇)
右脇殿:神武東征に従軍した随身
高倉下命(たかくらじのみこと)、可美眞手命(うましまでのみこと),天日方竒日方命(あめのひがたくしびがたのみこと)、天種子命(あめのたねこのみこと)、 天富命(あめのとみのみこと)、 道臣命(みちのおみのみこと)、大久米命(おおくめのみこと)、椎根津彦命(しいねつひこのみこと)、頭八咫烏命(やたがらすのみこと)
を配祀している。
本殿は、非常に見えにくいが、檜皮葺きの春日造りのようです。
神紋は、確認はできませんでしたが、「流れ三つ巴」紋、「子持ち三柏」紋とのこと。