2009-12-31

終わり(尾張)詣で

今年の正月は、かみさんの実家(三重県)へ。そのため、朝早く宮崎よりセントレア中部国際空港へ向かう。家族は千葉から夕方名古屋で合流。さてそれまでの6時間は、2009年大晦日、今年最後の参拝へ。目的は、熱田神宮、熱田神宮境外摂社高坐結御子神社、尾張一宮 真清田神社、そして、「須佐之男尊は即ち皇国の本主なり。故に日本の総社と崇め給いしなり」として日本総社の号を奉られている 津島神社まさに終り(尾張)詣でだ。

津島神社

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大同五(810)年正月、嵯峨天皇は津島神社に、「須佐之男尊は即ち皇国の本主なり。故に日本の総社と崇め給いしなり」として、日本総社の号を奉られている。また、一条天皇(寛和二(986)~長元九(1036)年)は、津島神
社に天王社の号を贈られた。

素戔嗚尊を祀る天王社は全国に3000社ともいわれているが、その総本山が「津島神社」である。社殿はもちろん「尾張造り」であでやかだ。
*尾張造り・・・本殿は丹塗の流造で、祭文殿・廻廊・拝殿と釣殿が左右対称に配置。
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境内は明日の、初詣に備えて準備で忙しそうだ。大晦日に参拝する人はそんなにはいないのだろう。ご朱印の巫女さんも迷惑そうだ。ここでは、「素戔嗚尊を訪ねて」というご朱印帳を購入し、一番に朱印をしてもらった。
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楼門も風格がただよう。そして、スサノオの印「五瓜に唐花」の神紋がいたるところに。
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織田信長は、当社を氏神と仰いで造営その他に協力し、秀吉を始め豊臣一門は信長に引き続き、秀吉は天正十九年(西暦1591)楼門(重要文化財)を寄進し、
慶長三年(西暦1598)には、秀頼が秀吉の病気平癒を祈願して南門(県文化財)を寄進した他、社領等を寄進造営し尊信したらしい。

誰が、古代日本の王であったかを知っていたのだろう。納得。

2009-12-19

宮崎の神社とご祭神

今年、宮崎の有名どころの神社は参拝できた。宮崎の神社の特徴は、当然、天孫族をお祀りする神社が他の地域よりも圧倒的に多いことである。たぶん、これ程、天孫系を祀る県は他にはない。これは、勿論日向神話によるとことが多い。

さて、今年参拝した宮崎県の神社を御祭神ごとに紹介してみよう。
イザナギ・イザナミ・・・江田神社・小戸神社(宮崎市)・くしふる神社・二神神社(高千穂町)・霧島東神社(高原町)

アマテラス・・・天岩戸神社<東本宮>(高千穂町)・大御神社(日向市)・榎原神社(南郷町)・神柱宮(都城市)・加江田神社(清滝町)

ニニギノミコト・・・東霧島神社(高崎町)・霧島岑神社(小林市)

ヒコホホデミ・・・青島神社(宮崎市)・串間神社(串間市)・矢的原神社(宮崎市)

ウガヤフキアエズ・・・鵜戸神宮(日南市)

カムヤマトイワレヒコ・・・宮崎神宮(宮崎市)・皇宮神社(宮崎市)狭野神社(高原町)・駒宮神社(日南市)・立磐神社(日向市)。佐野原神社(宮崎市)・皇子原神社(高原町)

ミケイリノミコト・・・高千穂神社

コノハナヤクヤヒメ・・・都萬神社(西都市)・木花神社(宮崎市)

イワナガヒメ・・・銀鏡神社(西都市)

タマヨリヒメ・・・宮浦神社(日南市)

アヒラツヒメ・・・吾平津神社(日南市)

サルタヒコ・・・荒立神社(高千穂町)野島神社(宮崎市)

ヤマトタケル・・・白鳥神社(えびの市)

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その他

住吉三神・・・住吉神社(宮崎市)・御崎神社(串間市)

応仁天皇・・・宮崎八幡宮(宮崎市)・今山八幡宮(延岡市)



オオナムチ・・・都農神社(都農町)・霞神社(高原町)

スサノオ・・・祇園神社(日南市)