2014-03-20

兵主大社 (京滋旅行1日目)

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2社目は「兵主大社」です。兵主というかわった名前をもつ神社は、全国に50近くありますが、式内社は、19社そして名神大社は当社と大和国穴師坐兵主神社・壱岐国兵主神社のみです。兵主神とは?当社は八千矛神(やちほこのかみ)(大国主神)を主祭神とし、手名椎神・足名椎神を配祀していますが、この大国主神と素戔嗚命が一番多いみたいですが、,『史記』封禅書に載せる諸神の中に「兵主」という神がみえることなどから,これは日本固有の神ではなく中国の「兵主」に由来する外来神ではないか?という説があります。 兵主神は中国神話で、世界で最初に金属による兵器を製造した戦争の神角力(相撲)好きの半人半獣の怪物で、その名を蚩尤(しゆう)というそうです。また、但馬地方に多くあることから、天日槍命という説も。
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300mほどの参道を過ぎると太鼓橋、朱の両部鳥居が見えてきました。そして、同じく朱の楼門。
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その奥に翼廊をもつ拝殿が。桧皮葺 入母屋造りです。
おもしろいのは、狛犬です。体に多くの包帯が巻かれています。
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尋ねてみると、参拝者が「身体の痛みが治癒するように」と包帯を巻くようです。
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神紋は、お賽銭箱にある「亀甲に鹿角」紋です。社紋は出雲大社でおなじみの「二十亀甲花菱」紋でした。
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本殿は、一間社流造 。手前にちょっとした庭があり、鹿の像と見えにくいですが奥に亀の像がありました。『兵主大明神縁起』によると、「御祭神八千矛の大神亀の背に乗り湖上を 鹿の背に乗り豊積の平野を」渡って来たとの記載があるようで、それを顕しているのでしょう。

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