2018-12-31

射手(いで)神社(伊賀市)

大晦日の神社への「お礼」参拝。
伊賀國式内社「比地神社」の比定社である。


その名の通り昔から武運長久を祈る武士たちの信奉が厚かった。。 社伝によると、源平盛衰記には木曽義仲追討の宣旨を受けた源義経が当社を参詣し、戦勝祈願を行ったと記されているという。
鳥居右手の十三重塔は国の重文に指定されている。神仏習合の名残りである。
 拝殿では、正月を迎える準備をされていた。

本殿は、朱色が美しい「春日造り」。神紋は「三銀杏」紋。
その昔は「いてふ」神社だったのかもしれない。
ご祭神は、「應神天皇」です。近世には、射手大明神とも八幡宮とも称されてたようだ。
西行法師が、伊勢から伊賀を抜けて京都への途中に参拝し 「あづさ弓 ひきし袂も ちからなく 射手の社に 墨の衣手」 と詠んだといわれています。
参道の右手にある大きな「銀杏」の木が目印です。

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