古びた鳥居が、何かを隠さないがためにたたずんでいる。当社を『日本書紀』(巻三)の「一柱騰宮
(アシヒトツアガリノミヤ)」
(『古事記』では「足一騰宮」と表
記)とする伝承がある。日向から大和を目指して東征する神武天皇がこの地に至ったおり,一帯を治める菟狭津彦
(ウサツヒコ)と菟狭津媛
(ウ
サツヒメ)が「一柱騰宮」を造って天皇を饗応したとある。(私は、スサノオとムカツヒメが暮らしていたという説に興味がありその方がロマン溢れると考えるが)
現在の祭神は,比咩大神(玉依媛命),応神天皇,神功皇后の三柱である。よってご神紋は「三つ巴」紋。
暑い夏の昼下がり、一人で古代に想いを巡らせるのも楽しい。
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