式内社「高家神社」は、「料理の祖神」を祀る神社として有名です。そのご祭神は、磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)です。
大彦命の孫と伝えられ、日本書紀によれば、景行天皇は皇子・日本武尊の歿後、その東征の縁の地を歴訪したが、安房国の浮島宮に行幸したとき、侍臣の磐鹿六雁命が堅魚と白蛤を漁り、膾に調理して天皇に献上した。
天皇はその料理の技を賞賛し、磐鹿六雁命に膳大伴部の姓を与え、その子孫の高橋氏は代々宮中の大膳職を継いだ。
磐鹿六雁命は宮中・大膳職の醤院で醸造・調味料の神「高倍神(たかべのかみ)」として祀られていたようです。
境内には「包丁塚」があります。
拝殿は、非常に美しい茅葺屋根をもちます。
神紋は「三つ巴」のようです。
本殿は、神明造りのようです。もともと「神明社」だったようです。
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