宮崎への帰路は、国分・隼人経由で。途中、鹿児島神宮へ参拝。大隅国一ノ宮だ。ご祭神は、天津日高彦穂穂出見尊。すなわち山幸彦である。神紋は、もちろん「十六八重菊」。さすがに立派な拝殿で、天井格子には花や野菜などが鮮やかに描かれており、美しい。
境内の樹齢800年の御神木である大クスも立派なものでした。さすが宇佐神宮と八幡宮総山を争っただけはあります。「正八幡宮」との名乗りに誇りを感じます。何故八幡宮かというと、実は相殿に仲哀天皇・神宮皇后・応神天皇・皇后を祭っているからです。他に「龍の亀石」などがありました。これは浦島太郎伝説の名残りか??
さて、この大隅の国一宮「鹿児島神宮」と日向の国「都農神社」を結び、鵜戸神宮を結ぶ三角形は、鵜戸神宮を頂点とした二等辺三角形となっている。(鵜戸ー鹿児島・都農ー鵜戸 約69km)また、都農ー鹿児島ラインをさらに伸ばしてゆくと、降臨伝説の地、野間岬(笠沙岬)の野間神社へぶつかる。また、さらに都農側を東に伸ばすと、淡路島 伊弉諾神宮へと到達する。そして、鹿児島神宮を頂点に鵜戸・野間がまた二等辺三角形でもある。
じつにおもしろい。
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