まずは、木原にある「楯縫神社」へ。こちらが式内社といしては有力みたいだ。

一の鳥居を過ぎると、200mくらいの参道が続く。

ちょうど中間くらいに二の鳥居がある。

境内は、紅葉により静謐感が漂っている。

ご祭神は、「普津主命」である。推古天皇十六年(608)の創祀。普津主命が兜楯を脱いでこの地に残された故事にちなんで楯脱ぎ(楯縫)の社号となったという。神紋は「三つ巴」のようだ。

本殿は、一間社流造。古びた神社であるが、静かで凛としたところが気に入った。

次に信太にある「楯縫神社」。

鳥居の横にある杉の木は見事だ。ご祭神は「経津主命」。木原とは字が違うが同じ神である。

こちらも鳥居をくぐると100mほど参道が続く。

本殿は、同じく流造。
さて、楯縫神社は、忌部系氏族「楯縫連」の祖神とされる彦狭知命という説がある。千葉・茨城は元は出雲系であることから、こちらの説が正しいような気がする。
0 件のコメント:
コメントを投稿