2017-11-25

銀杏と鳥居と小湊鉄道線

秋、千葉の小湊鉄道線沿いに銀杏と並んで鳥居が立つ撮影スポットがある。
里見駅から南へ「清澄養老ライン=県道81号線」を100mくらい行ったところ。
「大山祇神社」の鳥居である。


2017-11-19

魔王天神社


鳴沢村の「魔王天神社」を参拝。
御由緒によると当社は始め、下部の熊野神社亥方に、承知三年(一一四九)大夫正信公が創建したものを享禄元年神慮に依り現社地に遷宮とある。
また『甲斐國志』に、社殿なく社地一町除地、社中に小祠あるを小御岳に遷し小御岳権現と称すと。

ご祭神は、経津主命です。
さて日本で「魔王」というと、仏教的世界観で語られる「第六天魔王」のことを指します。地獄の王なのかと思いきや、むしろ逆で、天界の中でも欲にとらわれのある6つの天界「六欲天」の主のことです。仏道を究めようとする修行者を邪魔する仏敵でありながら、最終的には仏教の守り神となりました。
この神社には、本殿がありません。魔王の山を信奉するという非常に古い形式の信仰を保っている珍しい神社です。第六天魔王を信仰する神社ですが、明治時代の廃仏毀釈の中で「仏教的な神である第六天魔王を信仰してはならない」と圧力がかかるも、社名を変えることなく通してきた全国でも珍しい神社です。
神紋は、明確ではないですが「羽団扇」紋に見えます。


本殿は無いですが、拝殿後方に鉄剣が奉られていました。村では風の神「オダイローサマ」と呼ばれています。
剣は風を切り分けることが出来ると考え、作物を風の害から守ってくれる風の神様として村民に信仰されているようです。

  

2017-11-03

鹿島神宮 北の一の鳥居


鹿島神宮の「北の一の鳥居」が10月に建立されたと見たので、大洗ゴルフへ出かける際に寄ってみました。かつて同神宮には東西南北に一之鳥居があったとされ、今回の鳥居建立により計4カ所全てがそろったようです。
ちなみに、東は鹿嶋市明石の海岸沿いにあり、西は同市大船津の北浦湖上に立つ水上鳥居、南は神栖市息栖の息栖神社の鳥居です。
浜津賀の戸隠神社がそばにあります。