2008-04-20

霧島東神社

Dscf1302霧島六社権現の内の一社。「霧島東神社」は、高千穂峰の東麓、標高500mの位置にあり、霧島の火口湖の中で最も大きい御池を見下ろす大自然の山中に鎮座している。ご祭神は、伊弉諾尊 伊弉冉尊。噴火を繰り返す自然の厳しさの象徴として山岳信仰の場として日本有数の霊場であり、霧島で修 行をする修験者たちの拠点となったところ。性空上人が開いた。霧島東神社の参道は、高千穂峰への登山道の始まりでもある。朱の鳥居の奥に鬱蒼とした木立が続く。少し登ってゆくと参道沿いに突然、結界で囲まれた祭祀場が。木々に隠れよく見ないが、あきらかに御池に向かっている。ここではいったいどのような祭事が行われるのだろう。

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さらに石段を上がったところに霧島東神社の社殿がある。その山門の前には一直線に空に向かって伸びる2本の杉の木が鳥居のごとく注連縄を締めて鎮座していた。

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社殿までの道沿いには摂社・末社が並んでいる。その一番手前は、猿田彦命の社だ。
いかにも無造作に鏡が飾ってある。なかなかこんなに近くで神鏡を拝める機会はないのではないだろうか。そして奥に、赤と黒の重厚な社殿。

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日向神話を楽しむドライブであった。

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