2010-01-02

御朱印

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あけましておめでとうございます。
昨年より、神社巡りをはじめたが、欠かせないのが「御朱印帳」だ。よくある男の収集ぐせというものだ。(まあ、子供のポケモンカード集めに似ていないでもないが)一之宮専用、日向天孫系専用、出雲系及び国津神系専用、素盞嗚尊専用など御朱印帳を分けて参拝の印に頂いて歩いた。御朱印は、社務所などで戴くが、料金は気持ちだ。相場としては300円というのがお納め料となる。(小銭がないと気持ちをお納めくださいと言われてお釣りをもらいにくいので気をつけよう)墨字は、見事な達筆なもの、そうでないものと様々だが致し方なし。めんどくさそうにされた上に字が下手だと頭にくるが、ぐっと堪えて有難くいただこう。
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現在、所有の御朱印帳は、「全国一ノ宮専用」「大神神社(終了)」「鵜戸神宮(終了)」「熱田神宮」「素盞嗚尊を訪ねて」の5冊、近々あと二冊購入の予定。(太宰府天満宮と明治神宮)

2010-01-01

敢国神社(あへくに)

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今年の初詣は、かみさんの実家 伊賀上野に鎮座する「敢国神社」へ参拝。伊賀国一之宮にして旧国幣中社、式内社、別表神社である。ご祭神は、大彦命で、 少彦名命 ・金山媛命を配祀している。赤い両部鳥居(本体の柱を支える形で稚児柱(稚児鳥居)があり、その笠木の上に屋根があるもの)が印象的だ。大彦命は、第八代孝元天皇の第一皇子にして「四道将軍(武渟川別命・吉備津彦命・丹波道主命・大彦命)」のひとりで、阿部氏の祖である。
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東には、南宮山があり、元は、少名彦命は、この山頂に祀られていたらしい。その遷座により、美濃の南宮大社から金山媛命を勧請したらしい。この「南宮」により、信濃の国の諏訪下社、美濃の国の南宮神社と深い繋がりを持っているようだ。『梁塵秘抄』には、当社を「をさなきちごの宮」と記されており、やはり、少名彦命が本来のご祭神ではないだろうか。ご神紋は見ての通り「流れ巴」だし。
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陽夫多神社(やぶた)

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敢国神社参拝の後、阿山にある伊賀の国 式内社「陽夫多神社」を参拝。珍しい平屋造りの拝殿。その後方に聳える二本の大杉(ご神木)も驚きだ。
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ご祭神は「スサノオ尊」。当然のごとく、ご神紋は「左三つ巴」と「五瓜に唐花」。
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本殿は美しい「流造り」であった。