2017-05-14

梨木神社

京都御所の東側寺町荒神口を上がったところにある旧別格官幣社「梨木神社」を参拝。
父子である贈右大臣正一位三條実萬公と内大臣正一位大勲位公爵三條実美公の二柱をお祀りしている。

静かな参道を歩くと、神門が見えてきます。

神紋は「三条花菱」紋である。
神門をくぐると拝殿があり、奥に中門。
緑に囲まれた中門

本殿は流造のようです。
参道右手の這松が印象的でした。

豊国神社


東山七条を少し上がったところ大和大路に「豊国神社」があります。
こちらも旧別格官幣社。もちろん、神号「豊国大明神」を下賜された豊臣秀吉がご祭神である。
 国宝の唐門。さすがに風格がある。南禅寺あったものらしい。
豊国大明神の扁額
















日本政府の紋でもあり、天皇家の替え紋「五七の桐」紋は、
後陽成天皇に下賜された豊臣の家紋でもあります。
これが、神紋として使われています。
瓢箪絵馬が、馬印の千成瓢箪に。
唐門から奥には進めず、拝殿が見えるだけ
本殿は垣内にあり、見えませんでした。
Google Earthde確認すると「流造」のようです。
豊国神社の北には、方広寺があります。大坂の陣の発端となった鐘を観てきました。
梵鐘(国家安康の鐘)

新日吉神宮(いまひえじんぐう)

東山、新日吉神宮に参拝。


ご祭神は、もちろん「大山咋命」(おおやまくいのみこと)。後白河上皇は院の御所をお定めになられましたときに 皇居の守護神として、比叡山の守護神/日吉社(現・日吉大社) を勧請なされ、京都・東山の麓に「新しい日吉神社」を創祀 されたようです。(1160年) 創祀850年以上になりますが「新」が付いております。
 階段を上がっていくと朱色の楼門が見えてきます。

この日、5月第2二日曜日は「御神幸祭」のようです。新日吉小五月会(こさきのまつり)
アルバイトの人々が休憩しています。

境内は、大賑わいです。


ご神紋は「抱葉菊」紋です

 拝殿
本殿は流造。
本殿裏手の樹齢400年の「スダジイ」ご神木















目を引いたのは、「狛猿」です。
京都の邪気封じの猿は金網に入れられているらしいが、
こちらも同様に金網に入れられていた。

2017-05-13

元伊勢籠神社と眞名井神社


やっと参拝できました。丹後國一宮元伊勢籠神社。延喜式内社にして名神大社。旧国幣中社です。ご祭神は、彦火明命 (ひこほあかりのみこと) 。「天火明命」、「天照御魂神」、「天照国照彦火明命」、「饒速日命」ともいいます。
御存じ「天橋立」の北側の付け根に南面して鎮座している。
元伊勢の風格を感じる境内。

鳥居をくぐると、神門が厳かに待ち受ける。

神紋は天皇家の「十六八重菊」紋と「三つ巴」紋の2つ。
本殿は、神明造。そして本殿高欄上に、「五色の座玉」という飾りが見える。
五行を示す、青(緑)・黄・赤・白・黒の五色。 伊勢神宮御正殿と、当社のみに許されているものだという。
拝殿左手にある倭宿禰命(やまとすくねのみこと)の像。海部(あまべ)家四代目の祖先。もとは「珍彦(うづひこ)」・「椎根津彦(しいねづひこ)」・「神知津彦(かんしりつひこ)」・「槁根津日子(さおねづひこ)」と呼ばれていました。
天照大神和魂社も。
拝殿右手には「恵比寿社」

籠神社の右手駐車場の先から奥宮「眞名井神社」へ向かいます。

 眞名井神社の鳥居が見えてきました。「外宮大元宮吉佐宮」の碑がありますが、

振り返ると天橋立がみえています。
 眞名井神社は大規模な改修中でした。残念

石碑の神紋が三つ巴門です。以前これが「ダビデの星=六芒星」だったことで
イスラエルとの関係が話題となりました。
(伊勢神宮の灯篭にもダビデの星があります)
ここから神域です。ピンと張り詰めた空気感があります。
御霊水です。戴きました。

改修中の拝殿の左手に磐座を拝むことができる場所が設けられていました。
岩を抱くように生えている神木の根元だけ見ることができました。

拝殿の後方へは全く行くことができませんでした。かなり悔しいです。