2017-08-26

金鎖神社(2回目)

会社のゴルフコンペの前に、武蔵国二の宮「金鎖かなさな神社」2度目の参拝。
早朝に出かけて奥宮の御嶽山にも登るつもりである。
朝、6時45分。車止めが封鎖状態なので、とりあえず鳥居の写真をパチリ。
金鎖神社は、延喜式内社の名神大社であり、旧官幣中社。
社伝によると、景行天皇の四十一年、 日本武尊東征の帰途、東国鎮護のために、伊勢神宮の叔母である倭姫命から 草薙剣に副えて、賜った火鑚金(火打石)を御霊代として、 御室ヶ嶽(ご神体山)に天照大神と素盞嗚命を祀ったのが創祀である。
鳥居を抜けて駐車場までいくと美しい姿の「多宝塔」がある。
三間四面のこけら葺き、宝塔に腰屋根がつけられた二重の塔婆である。塔婆建築の少ない埼玉県としては貴重な建造物のため、国指定の重要文化財となっている。


神域への入口には、朱の橋と垣根付きの三の鳥居。右手には、たぶん、途中で一度折れたのだろう、本幹を切れに削いで横に伸びる神々しい杉の木。
この赤い橋は、前九年の役を鎮圧するために出兵した源頼家・義家が架けたとされています。
正面に神楽殿。

右手の階段を上がると「拝殿」

拝殿奥に中門と瑞垣
こちらは、本殿を持たない。
ご神体山「三室が嶽」を遥拝する神社です。
奈良の大神神社と同じです。

拝殿の左手から、奥宮のある「岩山」と御嶽山城があった「御嶽山」へ登る道があります。往復2km、汗びっしょりで登りました。
山頂までの途中に「鏡岩」といわれる天然記念物があります。1億年前、八王子構造線ができたときの 岩断層活動のすべり面で、岩の表面が光を反射し、まるで濡れているかのようです。 断層がずれた際、強い摩擦によって岩が磨かれ、まさに鏡のようである「鏡岩」といわれています。


 岩山と御嶽山への分岐点には石仏群がありました。

岩山へ向かう前に、「弁慶穴」と呼ばれる石穴を観に行きました。

感想:とくになし
そして奥宮のある「岩山」へ


冬の晴れた日であれば関東平野一望できそうです。
戻って「御嶽山」山頂へ
こちらは、室町時代に御嶽城というお城があったようです。


ゴルフコンペに間に合うべく、早足にて下山。

参拝のおかげでシーズンベスト85。3位とニアピン1つGetできました。




2017-08-14

高倉神社(伊賀市)

伊賀市の山中にひっそりと鎮座する「高倉神社」。

ご祭神は、高倉下命【たかくらじのみこと】  
神武天皇東征の功神にして倉庫守護 延命長寿の霊験あり 七代の孫 倭得玉彦命この地に移り住んで祖神を祀る を最初とする。
東、西高倉地区の氏神なり  創建は古く垂仁天皇のころと伝え貞観三年(八六一年)従五位下の神階をうけ 国史見在社であります。
 社殿は 天正二年(一五七四年)に伊賀国守護職仁木長政の造営  
一間社流造りで桧皮葺の本殿を中央に右に八幡社 
左に一間社春日造りの春日社と三社信仰を今に伝える古社です。
神紋は「五七の桐」紋と「十六八重菊」紋ですね

本殿は非常に艶やかでビックリ!


右隣の「八幡社」

左隣の「春日社」。千木の片方が折れています。😢


少し荒れ放題なのが残念です。これほどの美しい本殿なのに!!

2017-08-13

長門一の宮 住吉神社2

本日、実家の下関からカミさんの実家 伊賀上野へ移動します、その前に、国宝 九間社流造の本殿をもつ長門國一宮 住吉神社 を、参拝です。1度掲載していますが、当時のデジカメでは綺麗に撮影できていなかったので撮りに来ました。ご神木 大楠も見事。

大鳥居をくぐると、右手に神池があり「厳島社」が置かれています。


境内の中央に「朱の太鼓橋」

拝殿側から撮影


手水舎をすぎて、階段を上ると楼門があり、その奥が拝殿。
楼門には、本殿が南面していることを示す美しい羅針盤があります。
大阪の住吉大社(総本山)は、住吉三神(底筒男命、中筒男命、表筒男命)の和魂(にぎみたま)を祀り
ここ下関の住吉神社では、荒魂を祀っています。そしてこちらでは、第一殿に三神すべてを祀っています。

こちらが、国宝「九間社流造」の本殿。5つの千鳥破風付き一間社を合の間とともに一列に連ねた檜皮葺の流造です。美しい!。
後方に回ると、「九間」というのがよくわかります。
山口県には、国宝建築物は、3つしかありません。
他の2つは、私に通っていた中学校にそばにある、お馴染み「功山寺の仏殿」(下関市長府)と
瑠璃光寺五重塔(山口市香山)です。
錦帯橋も1950年に流出崩壊していなければ、国宝に指定されていただろう。

境内右手奥にある霊木の「大楠」です。樹齢1800年と言われています。是非お立ち寄りを!

2017-08-06

塩原八幡宮

塩原八幡宮を参拝。
塩原温泉街を過ぎて、日塩もみじラインの手前右手に見えてくる。
碑にあるように、樹齢1500年の逆杉が見事でした。

創建は大同2年(807)とされています。「幕岩村正八幡宮略縁起」によると、康平元年(1058)、源頼義と嫡子の義家が前九年の役に、奥州安部貞任征伐のため、この八幡宮に立ち寄り戦勝祈願をして社殿を再興したとされてます。 治承4年(1180)に源頼政一族が、神前に鎧兜を奉納、文治3年(1187)には源有綱(源義経腹心の武将)が訪れ八幡宮に参拝したと伝えられ、その後、源有綱は塩原八幡宮の側神として祀られ、地域の人々に尊敬され、塩原領主や藩主により代々守られ、村内安全、五穀豊穣の神様として崇敬されているそうです。
参道を歩いていくと、医師の神明鳥居が見えてきます。
そして、朱色の橋を渡ります。
左手には、透明度の高い神池。



右手、社殿の前に「逆杉」はありました。2本のとてつもない巨木です。別名「夫婦杉」とも呼ばれるご神木です。雄杉(西側)幹周り、11.5m。雌杉(東側)8m。樹高約40m。圧巻!!



本殿は復屋に囲まれていますが、流造のようです。