有名なステンドグラスを持つ神門です。
1階を木骨煉瓦造石貼付の3連アーチとし、2階・3階を木造漆喰塗りで階を追うごとに小さく作っています。各階の肩が垂直ではなく竜宮城のようにカーブしており、中国南方の寺院の門の作りになっています。屋根には避雷針が設置され、これは、日本最古の避雷針とで、現在も現役。オランダ人医師ホルストマンが建設中の神門を見て、北陸が雷が多く高い建物は雷の被害に遭う可能性があるとして助言したことが始まりとされています。
神紋は前田家家紋の「梅鉢」紋
ご祭神は、贈従一位権大納言菅原朝臣利家(前田利家)公で、 相殿に贈正二位権大納言菅原朝臣利長(前田利長)、権中納言従三位菅原朝臣利常(前田利常)をお祀りしています。
入母屋造屋根瓦葺
利家公の兜のひとつである金箔押熨斗烏帽子形兜の像
境内にある「神苑」
金沢城へ向かう方向にある「東神門」です。もとは、金沢城二の丸御殿で利用されていたようです。二の丸御殿はたびたび火事にあっていますが、その際この門は一度も燃えなかったそうです。その理由としては、立派な龍の彫刻が施されており、この龍が水を吹いて火災を免れたという伝説があります。
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