朱色の鳥居の奥に奇妙な木がいくつか見られます。
樹齢二千年の薬師の柏槙 |
樹齢千三百年という白龍の柏槙 |
こちらのご祭神は、「伊古奈比咩命」。三嶋大明神の后神です。
拝殿は、こんもりとした森に囲まれており、後ろに本殿を持ちません。実は、後方が10m程の丘になっており、その丘(火達山)に本殿があります。
拝殿左手より本殿へ。
こちらが本殿です。
三間社流造向拝付き総桧造りでした。
神紋は「三つ柏」紋。
こちらには、もう一つ見所があります。神社南側の駐車場から浜へ。
太平洋に向かって浜の鳥居が建っています。鳥居の先が「伊豆大島」です。
さてさて、三嶋大明神(事代主命)は今から2400年前、南方から黒潮に乗り、伊豆の地へ。そして富士の大神様のお許しをいただき、伊豆の土地を譲っていただいたのです。
当社ご祭神である「伊古奈比咩命」を后として迎え、白浜に宮を造り、さらに土地を広くする為に伊豆の沖合に島を造ります。見目・若宮・剣の御子は龍神・海神・雷神等の神々を集め島を造る事にしました。
最初の島は初島
2番目は神々が集まって相談する島の神津島
3番目が大きな島の大島
4番目が海の塩を盛って白く造った新島
5番目はお供の見目・若宮・剣の御子の家を造った三宅島
6番目が三嶋大明神の蔵を置くための御蔵島
7番目は沖の方に沖の島 (現:八丈島)
8番目は小さな島の小島 (現:八丈小島)
9番目に天狗の鼻の様な王鼻島 (現:青ヶ島)
そして最後に10番目の島の十島(現:利島)
を造りました。とさ
伊豆七島・・・十島ありました。
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