参道を歩いてゆくと、左手に「日前宮」の灯篭、右手に「國懸宮」の灯篭がある。
こちらは、参道で突き当たると左手に「日前宮」の本殿、右手に「國懸宮」の本殿がある
日前神宮は、日像鏡(ひがたのかがみ)を神体とし、ご祭神は日前大神、相殿に思兼命(おもいかねのみこと)、石凝姥命(いしこりどめのみこと)をお祀りしている。
國懸神宮は、日矛鏡(ひぼこのかがみ)を神体とし、ご祭神は國懸大神、相殿に玉祖命(たまのやのみこと)、明立天御影命(あけたつあめのみかげのみこと)、鈿女命(うづめのみこと)をお祀りしている。
社伝によれば、神武東征の後の神武天皇2年、紀国造家(紀氏)の祖神である天道根命(あめのみちねのみこと)が、八咫鏡に先立って鋳造された鏡である日像鏡・日矛鏡を賜り、日像鏡を日前宮の、日矛鏡を國懸宮の神体としたとしている。
神紋は、一つで「たばねのし」紋。束ね熨斗である。
私は、日前宮は「ニギハヤヒ」を、國懸宮は「天道根命」を祀っているのではないかと思っている。
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