ページ

2017-07-08

鬼王稲荷神社(新宿)

ホールインワン、将門様お礼詣りにて、「鬼王稲荷神社」を参拝。全国唯一の鬼の福授けの社として信仰を集めている。
天保2年(1831年)、大久保村の氏神であった稲荷神と、熊野から勧請されていた鬼王権現を合祀し、稲荷鬼王神社となった。熊野の鬼王権現は現存していないため、「鬼王」の名を持つ日本唯一の神社となっている。また、大祭で担がれる宮御輿は、鬼面が彫られた珍しいものである。

祭神は、稲荷神の宇迦之御魂神、鬼王権現の月夜見命・大物主命・天手力男命。
平将門公の幼名が「外都鬼王(げづおにおう)」「鬼王丸」といったことから、名前を取ったという伝承がある。その為の参拝でした。


神紋は「包み抱き稲荷」紋と「三つ巴」紋です。末社「恵比寿神社」=新宿山ノ手七福神 は「丸に三つ柏紋」です。(写真左手の提灯)
新宿区の指定有形文化財になっている不思議な水鉢が参道左手にあります。
石造の水鉢で、しゃがんだ鬼の頭に、鬼より大きな手水鉢を乗せた姿をしています。
伝承によると、毎晩この水鉢から水を浴びるような音がするため、持ち主が切りつけたところ病気や災難に見舞われ、神社に奉納したものだそうです。
拝殿右手の「天水琴」
雨水を利用したもので、大神様のおわします社殿の屋根からの雨水を大きな甕に溜め、少しずつ水琴窟に注いで、音を奏でる仕掛けになっているそうです。
社殿左手奥にある「富士塚」=浅間神社
本殿は、見にくいですが「流造」のようです。

0 件のコメント:

コメントを投稿