本日参拝する「久伊豆神社(ひさいずじんじゃ)」について。少し書いておきたい。上記地図上の
緑のマークが「久伊豆神社」である。埼玉県の元荒川流域を中心に60社近く鎮座している。そして、元荒川流域以外にはほぼ見られないという特徴がある。
埼玉県加須市騎西に鎮座する式内社「玉敷神社」が、「久伊豆神社」の総本社とされており、かつて「久伊豆明神」と称していたようなので、まずはそこを参拝する。
武蔵七党(むさししちとう)と呼ばれる平安時代後期から室町時代にかけて、武蔵国を中心として勢力を伸ばしていた武士団があり、その中の野与党と私市党の支配範囲と「久伊豆神社」の分布図が重なることから、彼らが崇拝を深めたものと思われる。
上記地図を見て、
紫いろのマークが荒川沿いの氷川信仰の「氷川神社」。
水色のマークが利根川流域の香取信仰の「香取神社」。
ほぼ境界を侵すことなく祀られているところが面白い。そして久伊豆神社の北には、
オレンジのマークである「鷲神社」分布も見て取れます。(☆・・雷伝神社)
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