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2012-08-06

神倉神社

是非来たかった熊野速玉大社摂社「神倉神社」を参拝。一筋縄では行かない急勾配の鎌倉石積みの石段(538段)をひたすら登ってゆく。








































やっと到着した山上にはゴトビキ岩(「琴引岩」とも。ゴトビキとはヒキガエルをあらわす新宮の方言)と呼ばれる巨岩がご神体として祀られている。天照大神と高倉下命(タカクラジノミコト)が祭られていますが、もともとは、この巨岩群そのものが神が降臨する場所として崇拝されたのでしょう。

山上からの眺めは登ってきた者への贈り物です。
新宮の街並みと太平洋の絶景に心地よい風が身体にしみ込みます。

巨岩を御神体とする神倉神社は、やはり巨岩を御神体とする花の窟神社や滝を御神体とする那智の飛瀧(ひろう)神社とともに古代の熊野の自然崇拝の姿を今日まで伝えているということができるでしょう。

この神倉の崖が、『日本書紀』の神武天皇紀にある天磐盾(あまのいわだて)だといわれています。









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