2007年単身赴任先宮崎で土日の楽しみとして巡った「神社」の奥深さに惹かれ、それ以来神社探訪を続けています。神社の位置・ご祭神・神紋・鳥居・本殿を中心に気ままに書きなぐっています。ご訪問ありがとうございます。
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2012-04-29
伊佐須美神社(岩代国一の宮)
会津若松の西はずれにある「伊佐須美神社」を参拝。ご祭神は、伊弉諾尊・伊弉冉尊。そして天皇の勅命を受けた四道将軍のうち、北陸道を進んだ大毘古命と、東海道を進んだ建沼河別命を祀る。そもそも、「会津」の名の由来は、大毘古命と建沼河別命が出会った場所ということで「相津」と名付けられ現在の「会津」となってる。
楼門があり左右に大毘古命と建沼河別命の像が立っていた。
拝殿は現在は仮。実は、2008年10月3日に火事が起き、拝殿授与所が焼失。更に同月の29日にも出火し、本殿・神楽殿・神饌所などが全焼しているのだ。2013年再建予定のようです。
よつて拝殿後方は広い空間が。その後方に桜の木が。
桜といえば、当社のご神木は「薄墨桜」 。残念ながら、葉桜へなりかけておりました。
あやめ苑も有名みたいです。
陸奥国一の宮 石都都古和氣神社
陸奥国一の宮 馬場都都古別神社
陸奥国一の宮 八槻都都古別神社
最後に訪れたのは、「八槻都都古別神社」。
こちらも、味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)が主祭神。日本武尊を配祀しています。社伝によると、日本武尊が東征のおり、八溝山の夷族の大将と戦い、勝敗がつかず、そこに、面足尊、惶根尊、事勝國勝長狭命の三神が出現。味耜高彦根命の鉾を授けた。日本武尊は、その鉾を、今の鉾立山に立てかけ、東に向かって矢を放ち、矢の到達した場所に社殿を立て、味耜高彦根命を祀り、その加護により勝利をおさめたという。
朱の随神門が印象的です。こちらの額には「奥州一宮」の文字が。
随神門の天井に龍が描かれており、神紋もありました。「丸に二つ引」のようです。
拝殿も朱色で美しい。
本殿は、流造でしょう。正面に千鳥破風があり、かつ唐破風の向拝付で贅沢な造り。しかも非常に美しい出で立ちです。
2012-04-08
三嶋大社
お花見を兼ねて「三嶋大社」を参拝しました。境内には、15種200本の桜があるそうです。
鳥居をくぐると参道の両脇に池があり、桜が咲き乱れています。
神門の奥にも「三島桜」など・・・
感激。 さて三嶋大社の祭神は、大山祇命と事代主命であるが、大山祇命は、大三島に鎮座し伊予国一の宮である大山祇神社の祭神。三島の社名の類似から、大三島から勧請されたという説が古くからあるらしい。事代主命は、平田篤胤の説による。神紋は、「角切りに三の字」。大山祇神社も美保神社も「三の字」であることから、どちらの神様か意見が分かれるのだろうか。元は、三嶋は、「御島」から変化したもので、富士火山帯である、伊豆七島に代表される伊豆諸島の神で噴火や造島を神格化したものだと思われる。 拝殿は、見事な千鳥破風をもつ入母屋造り。
本殿は、重厚感あふれる三間社流造・銅板葺。
さすが、伊豆国一ノ宮でした。これにて42の一ノ宮参拝達成です。
おまけ↓
2012-04-07
静神社(常陸国二宮)
常陸国二宮にして、延喜式神名帳の名神大社「静神社」へ参拝。この神社に参拝するために、今日は水戸の友人と静ヒルズカントリーでGOLF。ゴルフの調子は記事にもできないイカンともしがたい状態です。 さて、静神社は、主祭神は建葉槌命(たけはづちのみこと)、相殿神は手力雄命(たじからのみこと)・高皇産霊命(たかみむすびのみこと)・思兼命(おもいかねのみこと)である。建葉槌命は武神であるが又の名を名倭文神(しどりのかみ)といい日本で初めて織物を織りだされた神といわれています。
深い森の中の参道は静謐さを感じます。社名の「静」は、倭文(しづり、しどり)からの転訛とされている。
階段を上がるとまず唐門があり、その奥に拝殿<銅板葺入母屋造(平入、唐破風付)>・中門・本殿と続く。
神紋は「桜」のようです。女神か?
本殿は神明造り。やはり千木(水平)・鰹木(6つ=偶数)がはなぜが「女神」形式でした。 常陸の国風土記に「綺日女(かむはたひめ)の命」という機織りに女神が登場します。元はこの綺日女(かむはたひめ)の命が祭神だったのかもしれませんネ。