信濃一之宮「諏訪大社」は、四つの宮がある。諏訪湖の南側の上社に前宮と本宮、北側の下社に春宮と秋宮。社殿の四隅に御柱(おんばしら)と呼ぶ木の柱が立っているほか社殿の配置にも独特の形を備えている。ご祭神は、大国主命の子、建御名方命(たけみなかたのみこと)を上社に、そしてその妻の八坂刀売命(やさかとめのみこと)を下社にと言われています。諏訪大社には、大神神社と同様に本殿が無い。上社は、「守屋山」を御神体とし、下社は、御神木を御神体としているのだ。まずは、前宮を参拝。
前宮は諏訪明神の信仰の原点といわれている。もともと、諏訪大社では木や石などに降りる精霊として、ミシャクジ神を祀っており、 奉祀する神職の最高位を大祝と呼び、上社の大祝「諏訪氏」は祭神の子孫として、下社の大祝「金刺氏」は皇族の子孫としていた。こんもりとした森にたたずむ拝殿は、いかにも厳かであった。
写真は、一の御柱。社殿を4つの柱が囲むようにして立っている。
ご神紋は「諏訪梶紋」。上社は写真のように、根が4本である。
次に、本宮を参拝。
南側の鳥居から境内へ。そこには、布橋と呼ばれる、門から幣拝殿までの間をつなぐ、37間の長細い切妻の建物がある。
拝殿は、何故か守屋山ではなく、前宮を背にしている。
ちょうど、なにかのお祓い中であった。
御柱を写真に収め、社務所でご朱印を頂くときに、御柱を伐り出す御用林のモミの木の題字にひきつけられ、ついつい買ってしまったのが下の写真です。
感激!!
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