今回の旅行でどうしても参拝したかったのがこの出雲國二ノ宮「佐太神社」。
玉造から一度、宍道湖東面を通り抜け松江市の北に向かう。
神名備の朝日山を背に東面する姿は、勇壮かつ厳粛。ご祭神は、佐太大神。そして御本殿三社に十二柱の神々を御祀りしている。各本殿毎に神紋をもつ。
正殿は「地紙」紋・・・佐太御子大神・伊弉諾尊・伊弉冉尊・事解男命・速玉男命
北殿は「輪違い」紋・・・天照大神・瓊々杵尊
南殿は「二重亀甲」紋・・・素盞鳴尊・秘説四座
もともとは、佐太大神のみだったと言われている。ご祭神も時代によって替えられているようだ。ご朱印をもらう時に、権禰宜さんに「社紋」もあるのか尋ねると「十五本骨檜扇」紋ということだった。
しかし、3つ並ぶ大社造りは、見るものを圧倒する。南殿の入口が、珍しく左につけられていたので、尋ねると日本でここ以外にないとのことで、当時の宮大工の「美的感覚」ではないでしょうかという答えであった。なるほど。しかしそれだけの理由だろうか?宿題にしておこう。当社では、出雲大社の後を受け継ぎ「神在祭」が行われる。(11/20夜~11/25夜)さて「佐太大神」は現在では「猿田毘古大神」と定義されているが、最後にそれだけは、ありえないということを書いておきたい。
このあと再度、松江市内のもどり、お盆のお供え物を各実家に送るため「彩雲堂」という和菓子店へ。松江は、金沢に次ぐ和菓子の盛んな町らしい。(松江藩七代藩主 松平出羽守治郷 不昧公が茶道を極めたことから始まっているとのこと)。ここで抹茶と和菓子(代表的な若草という和菓子)を頂く。おいしい!!
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