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2018-10-26

竹駒神社


宮城県岩沼市に鎮座する「竹駒神社」を参拝。竹駒稲荷とも呼ばれ、東北随一の「稲荷」神社である。もちろん、 倉稲魂神(うかのみたま・稲荷神)を主祭神とし、相殿に保食神(うけもち)・稚産霊神(わくむすひ)を祀る。


参道を進むと、狐の狛犬、火焔宝珠像が現れる。
楼門。三間一戸八脚、銅板葺き入母屋造りである。

そして、総欅造りの向唐門。かなりでかい提灯が付けられている。
扉にも「宝珠」紋


そして拝殿。こちらも立派です。さすが、伊達家の崇敬を受け発展しただけあります。

神紋は「抱き稲」紋のようです。
本殿は、三間社流造。
本殿の奥に半地下があり、そちらに「元宮」

命婦社
宝珠の形をした石が三つあり、お狐様を祀っています。
奥宮


金蛇水神社(かなへびすい)

宮城県岩沼市にあるもう一つの有名な神社「金蛇水神社」へ来ました。

主祭神として金蛇大神(水速女命)を祀っています。水の神様ですね。
最近では、金運アップで有名です。
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平安時代、一条天皇から刀を鍛えよとの勅命を受けた京都の刀匠、 三条小鍛冶宗近が、名水を求めてたどり着いたのがこの、水の神様が祀られている地でした。 ところが、カエルの鳴き声がうるさく集中できず、刀をうまく鍛える事ができなかったそうで そこで、宗近が蛇の姿を作って田んぼに放つと、カエルの鳴き声は止み、 無事に素晴らしい刀を鍛え上げることができた、と伝えられています。 そして、宗近は永祚元年(989年)に、感謝の証として 雌雄一対の蛇のお姿「金蛇」を造り、この「水」神宮へ奉納しました。 それからこの神社は「金蛇水」神社と呼ばれるようになったのだそうです。


手水舎には、「十六菊に金」神紋があります。


「木のウロのなかに白蛇がいるように見える」ご神木が奉納されています。 本当に、木から白蛇が這い出てきているようにしか見えません。 この白蛇のご神木からは、開運幸福、金運上昇、商売繁盛のご利益を授かると言われています。

鹽竈神社

陸奥国一宮「鹽竈神社」と隣にある「志波彦神社」を参拝。明治時代に志波彦神社が境内に遷座し、現在は正式名称を「志波彦神社・鹽竈神社」とし1つの法人となっている。
一の宮は「鹽竈神社」だが式外社、「志波彦神社」が式内社である。
まずは、「鹽竈神社」へ

ご祭神は、塩土老翁神。左右の宮に、武甕槌神と経津主神、東北を平定するために派遣された神を祀る。
立派な楼門が迎えてくれます。
神紋は「塩釜桜」紋。
唐門

まずは、左右の宮拝殿が正面に見えます。(こちらが南面)


 そしてその右手に別宮(主祭神)の拝殿があります。(こちらは西面)

別宮の本殿(流造のようです)





志波彦神社

「志波彦神社」へ


ご祭神は、志波彦神 (あるいは鹽土老翁神、あるいは岐神)である。
随神門の垂れ幕にある神紋「尾長左三つ巴」紋
 拝殿
 本殿は流造のようです。

大崎八幡宮

宮城県仙台市青葉区八幡にある「大崎八幡宮」を参拝。
駐車場からの鳥居をくぐり境内へ。
北参道をすすみます。

社伝では坂上田村麻呂が宇佐神宮を鎮守府胆沢城(現岩手県奥州市水沢)に勧請し鎮守府八幡宮と称したことに始まり、室町時代に入り奥州管領であった大崎氏が本拠地(現宮城県大崎市)に遷したため、大崎八幡宮と呼ばれるようになったようです。
 長床とよばれる門があります。
大崎八幡宮社殿の象徴「鶴の紋」がさっそく登場。



伊達政宗が建立した権現造りの社殿(拝殿・石の間・本殿:一棟)は、国宝に指定されています。本殿に象徴「鶴の紋」、神紋は、八幡宮の「左三つ巴」紋です。