太宰府天満宮を久しぶりに参拝した。高校受験前に母と参拝しにきて以来30年ぶりだ。太宰府天満宮は、言わずと知れた学問の神様「菅原道真」を御祭神として祭っている。がしかし知らないことが多くあった。今日の参拝とご案内で驚くべきことを多く知った。道真の遺骸を牛で曳かせ、牛が動かなくなった場所を墓にせよとの遺志により、現在の場所が「殿」ではなく「廟」として存在し、その地下に道真公が眠っているということ。すなわち参拝と同時に墓参りをしているということ。故にもとは神社ではなく安楽寺というお寺であったということだ。1947年に今の太宰府天満宮となったらしい。
さて、この日は宮司(道真公の子孫にて39代目 西高辻宮司)の御自宅<延寿王院>も見学させてもらい、幕末に7卿落ちで来られ、(大宰府には5卿)3年間 三条実美が住まわれ、高杉晋作と対面した(勿論、龍馬や西郷も)畳に座ることができたことは感慨深いものがあった。久しぶりに「梅が枝餅」もいただいたが、おいしかった。